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判例 一覧

最近の判例(交通事故)

▽静岡地裁平成28年9月30日判決(判タ1435-203)≪控訴≫ 【高次脳機能障害】 訴え提起の約20年前に起きた交通事故において,その後,高次脳機能障害の後遺症が発症したとして,加害車両の保険会社に対して自賠法16条1項に基づく保険金額の限度で損害賠償の支払を求めて一部認容された事例   ▽前橋地裁高崎支部平成28年6月1日判決(判タ1434-245) 【退勤途中の事故における使用者責任】 工場勤務を終えて自家用車で帰...

最近の判例(弁護士実務)

◎最高裁平成28年10月18日第3小法廷決定(判タ1431-92)  弁護士会照会に基づく照会に対する報告を拒絶する行為は,弁護士会の法律上保護される利益を侵害するものとして不法行為を構成することはない(なお,依頼者が原告となった訴訟では,弁護士会照会の権利・利益主体が弁護士会であることを理由に依頼者からの損害賠償請求を棄却する高裁判例が複数ある)。   ◎最高裁平成27年10月27日第2小法廷決定(判タ1419-81...

最近の判例(労働)

◎最高裁平成28年2月19日判決(判タ1428-16)【破棄差戻】  信用組合の合併に伴って退職金の支給基準が変更されたが,元職員が変更前の基準に基づく退職金の支払を求めた事案。判決は,就業規則に定められた賃金や退職金に関する労働条件の変更に対する労働者の同意の有無については,当該変更を受け入れる旨の労働者の行為の有無だけでなく,当該変更により労働者にもたらされる不利益の内容及び程度,労働者により当該行為が...

最近の判例(高齢者問題)

◎最高裁平成28年3月1日第3小法廷判決(判タ1425-126)  精神障害者と同居する配偶者であるからといって,その者が民法714条1項にいう「責任無能力者を監督する法定の義務を負う者」に当たるとすることはできない。法定の監督義務者に該当しない者であっても,責任無能力者との身分関係や日常生活における接触状況に照らし,第三者に対する加害行為の防止に向けてその者が当該責任無能力者の監督を現に行いその態様が単なる事...

最近の判例(不動産・建築)

 ▽東京地裁平成27年9月1日判決(判タ1422-279)【控訴】    賃借した事務所の住所が「振り込め詐欺」の金員送付先住所として警察庁等のホームページに公開されていたことが判明したため,貸主及び不動産仲介業者に対して,瑕疵担保責任等に基づく損害賠償請求をした事案において,本判決は,建物賃貸借における建物の「隠れた瑕疵」には心理的瑕疵も含むとしたうえで,本件賃貸借契約の主たる目的が事業収益の獲得にあること...

最近の判例(刑事)

◎最二判平成24年11月6日(判時2187・142)  先行者A,Bが被害者C,Dに暴行を加えて傷害を負わせた後,被告人が共謀加担し,それ以前よりも共同の暴行を加えて被害者らの傷害を相当程度重症化させたという事案において,原判決は,被告人に共謀加担前のA,Bの暴行による傷害を含めた全体について承継的共同正犯の責任を負うとしたが,最高裁は,共謀加担前にA,Bが既に生じさせた傷害結果については,被告人の共謀及びそれに基づく...

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